方言コンテスト2014結果

最優秀賞

テーマ ひったまがった
応募者名 福留 健一
内容 新婚の頃。
「そげん、すんくじらにおらんで。」と言われて「何?くじら?」とキョトンとする彼女。大事なものをこわしたとき「ちょっしもた。ちんがらっじゃ。」と言う。「???」不思議そうに見つめる彼女。夫婦(おんじょんぼ)の会話は、ちんがらっ。結婚したことを、ちょっしもたと後悔したかも?農業経験のない彼女が牛に近づく。「べぶんしったびらんへがとまっちょっど。」フランス語のように流暢に話しかける。牛の尻に蝿がとまっていることだと分かるはずもない。
 あれから50年近く経った。「ん」で始まる日本語で唯一の言葉である「んだもしたん」も理解できるようになった。西諸人の彼女である。ひったまがる程の成長である

優秀賞

テーマ むぜね~
応募者名 荻窪 友秋
内容 小林市の家庭には、いつも宝石のように豪華なディナーがあります。僕は当時5,6歳。家族で夕食を食べていると来訪者あり。「お!もへダイヤメしかたがあっとこやね」とお客さん。父は、「あがらんけ!ダイヤメすっが!」というお決まりのやり取り。僕は、このダイヤメを、“ダイヤモンドのように豪華なメシ”の略と信じて疑わず、人様のお宅にお邪魔して「粗末な夕飯だね」なんて言えないので、「ご馳走だね」と褒めるのが大人の礼儀なんだと大変感心しておりました。まさか本当の意味が、“ダレる(疲れる)ことを止める=寛ぐ”ことであったとは!それを知るのは25年ほど先のお話。(笑)いや~。子ども(僕)の発想ってむぜらい~なぁ♪

入選

テーマ わるもわるた
応募者名 大木場 俊弘
内容 自分が学生の頃に聞いたエピソードです。誰に聞いたかも忘れましたが、西諸弁といえば、思い出すエピソードです。  西諸で生まれ、おじいちゃんおばあちゃんに可愛がられて育った太郎くん、当然ばりばりの西諸弁つかいとなりました。  その太郎くんが、東京の大学に行くことになりました。 太郎君の初デートでのエピソード その2  女の子を「デート」に誘うことに成功した太郎くん、公園をさるいた後、何をしゃべればよいか分からなくなった太郎くん、近くに喫茶店があるのを見つけて 「○○さん、そこの喫茶店に入りましょうか。」  太郎くん、実は喫茶店に入ったことがありませんでした。だから、どうしていいか迷っていると、ウエイターさんがやってきて「ご注文は何になさいますか?」  女の子は、すぐに言いました。 「私、ホットコーヒー。」  それだ!と思った太郎くん、 「あっ!おいも!! おいもホットコーヒー!!」 ウエイターさんは申し訳なさそうに 「・・・すみません、お芋のコーヒーはおいてないのですが…。」

入選

テーマ わるもわるた
応募者名 中村 祐一
内容 お題【市役所の若い職員と地域の高齢者との納税窓口での会話】(実話です)
お客「こん税金ぬ、すっぱい、せっくいやい。」
職員「すみません、すっぱいてなんですか。」
お客「ずるっち言うこっよ。」
職員「すみません、ずるっちってなんですか?」
お客「全部ち言うこっじゃが。」
職員「はい、わかりました。」
めでたしめでたし。