こばやしのヒト

編集部がこれまで取材を重ねてきた宮崎県小林市に、またひとつ素敵な場所ができました。

「TENAMU(てなむ)交流スペース」と呼ばれるその空間は、小林駅のすぐ近く、中心市街地にそびえるTENAMUビルの2階に広がります。

 

そのTENAMU交流スペースを市の教育委員会より委託を受ける形で運営するのは「BRIDGE the gap」という地域商社。代表を務める青野さんとメンバーの甲斐さんは、以前、編集部が取材したふたりです。

 

TENAMU交流スペースについて
地域商社・BRIDGE the gap運営のもとオープンしたTENAMU交流スペースには現在、”ひととひとのつながり”をコンセプトに、「まちライブラリー@TENAMUビル」、「フード・ラボ」、「木育キッズスペース もくもく」などの施設が展開されています。

ワクワクする未来のための「土壌づくり」をしていきたい

青野さんや甲斐さんは、TENAMU交流スペースをこれからどんなふうに運営していきたいとお考えなのでしょう。

 

「僕は、料理をつくる場所はTENAMU交流スペースでもイベントでも料理教室でもどこでもよくて、お店がなくたって構わない。それよりも、飲食店の開業を考えているひとの手助けや6次産業化の相談を受けて、自分の料理人としてのスキルでできることをしたい。」(甲斐さん)

 

「僕は、地域商社としてなにかを掘り起こして外へ発信するというよりは、小林の底力を信じて偶然の産物が生まれやすい土壌をつくることに徹したいと思っています。時間はかかるし、わかりづらいけれど地域の内側のコーディネートからエネルギーあるものを生みたいです。」(青野さん)

 

 



地域商社 BRIDGE the gap