こばやしのヒト

霧島連山のすぐ目の前、スタイリッシュなデザインのコンテナハウスが存在感を放ちます。

 

 

「キレイビレッジ」は、小林インターチェンジから車で3分、北霧島エリアに建てられた、オートキャンプもノマドワークもできるコンテナ建築の宿泊棟。

 

 

キレイビレッジのマネジメントをされている吉村さんにお話をお伺いしてみると、この宿泊棟には「小林市街地を含む北霧島エリアの持つ宝を、存分に楽しむことができる拠点になりたい」という願いが込められていることを知りました。

 

 

「北霧島の自然を堪能してもらいたい」という想いから誕生したキレイビレッジ

「キレイビレッジができる前、小林に来られる方の宿泊施設と言ったら、そのほとんどが街中にあったんです。

 

けれど、街中のビジネスホテルの室内で過ごしてもらうことが、小林の外からいらした方にとって、本当の価値なのかな?という疑問があって。

 

ここに宿泊棟をつくって、このあたり一帯の自然を堪能してもらうことが、やっぱり外から、特に都会からいらした方にとっての価値なんじゃないかと思ったのです」

小林の田園風景

霧島山の麓に広がる生駒高原に咲く、満開のコスモス


三之宮峡

 

キレイビレッジにいながら体験できること

 

宿泊できる部屋のタイプはAタイプ、Bタイプ、Cタイプの3つ。Aタイプは2台のシングルベッドにユニットバスがついていてファミリー向け、BタイプとCタイプは友人同士や単身向けです。

ファミリー向けAタイプのお部屋

共用の洗面台


シャワールームは男女分かれており、水圧も強めで嬉しい

 

 

 

ないものはない、でいい。あるものの価値を最大化する努力をしたい

オーナーである吉村さんが、小林の外から来られた方に「ぜひ見てほしい」と念を押す自然の景色は、この一帯の星空の美しさ。

 

 

 

「たとえば都会の方が、小林まで来てくれるときに届けたい地元のものって、やっぱり自然の中の星とか、カヌー体験とか、生駒高原の景色とかだと僕自身は思います。

 

たぶん根本にあるのが、あえて都会ぶらなくていいのかな?という意識。

逆にあるものの価値を最大限に活かして、届ける努力をする。そのためにキレイビレッジが、この場所を含めた100キロ圏内の自然や施設を教材にした拠点になれたら、という思いで運営しているんです」



吉村秀昭さん